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浅草新仲見世商店街は、浅草の中心部をアーケードで東西に結ぶ、延長380メートル約110店舗で構成され、商店街特徴は「新旧の和合」による職種の多さで、新しい発見と忘れかけていた懐かしさを再発見出来る「場」となっている。 浅草新仲見世商店街は、老朽化したアーケードのリニューアルが進んでいた。「今回のハード事業のコンセプトはノスタルジア・モダン(温故知新)です。ハード面での快適な買い物空間だけではなく、ソフト面でも伝統文化に触れる『場』を提供することが商店街の使命です。」と岩崎隆理事長は熱く語ったのである。 ソフト面、その言葉を具体化させたのが「新仲一声(ひとこえ)隊」の発足であった。 商店街リーダー塾のフォーローアップ事業としての商店街パワーアップ作戦を活用し、マーケティング専門家として共に多面的に検討を重ね具体化をさせた。 「誕生後も運営方法や展開方法のアイデアが多数寄せられ、商店街を歩く観光客や買い物客と会話をしたり、『新仲MAP』や『新仲ティッシュ』を配ったり、道案内、道路掃除等など、多岐にわたるサービスが自然発生的に生まれ始めました。今まで同じ商店街内でも交流が少なかったお店同士が一声隊活動が縁で、親しく情報交換が出来ました。そして、世代間を超えたコミュニュケーションの輪と和が広がりました。このことは商店街活動における基礎環境の好転であり、大きな成果と考えております。」と、新仲一声隊、隊長の染谷孝雄理事は、一声隊活動が商店街内で間接的ではあるが大きな成果を与えていることを語ってくれた。 現在は商店街リーダー塾の第二・三期生が、新一声隊メンバーとして加わり、更なる浅草流ノスタルジア・モダン(温故知新)を展開中である。 浅草新仲見世商店街理事会役員も改選され、新理事長・稲葉雅通氏を中心に新たな組織が構築された。 一声隊活動は、理事会の直轄組織としての「新まちづくり委員会」内の業務として確立された。浅草の新名所と共に、新たな「浅草心意気」が、生まれ、受け継がれ、新たな伝統として進化し、それぞれが伝説となっていくのである。 →→ 詳細pdfはこちらからダウンロード