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中学生ものづくり
職場体験学習シンポジウム
(2008.08.23)


主催:社団法人大田工業連合会大田区教育委員会
共催:大田区財団法人大田区産業振興協会、大田区立中学校校長会、他
後援:東京都教育委員会、大田区中学生の職場体験を支援する会、学職連携ネット・おおた
※私は 学職連携ネット・おおたのメンバーで、お手伝いさせて頂いています。中山司

職場体験学習シンポジウム
 

開催趣旨
今後の中学校の製造業における職場体験を推進するため、広く製造業にかかわる事業所に職場体験の趣旨や意義を理解して頂く。中学校関係者に製造業の正確な実態を知ってもらい、中学校生徒の製造業における職場体験を推進する。将来の大田区ものづくり産業の発展のため、人材育成の重要な一端を担う中学生職場体験を推進する。

■主な内容
中学校生徒職場体験を大田区の地場産業である「ものづくり」工場において実施すべく、シンポジウムが開催されました。
基調講演としては、経済産業省経済産業政策局より新川達也氏が「明日のものづくり人材の育成」(地域総がかりの教育を目指して)を実施。また区内製造業関係者、中学校・教育委員会関係者をパネラーとしてパネルディスカッションを開催。

開催趣旨に基づき各関連代表の挨拶 (敬称略)
  大田区副区長:野田 隆
  大田区教育長:清水 繁
  (社)大田工業連合会長:舟久保 利明
  東京都教育委員会指導主事:山本 周一

■基調講演:明日のものづくり人材の育成(地域総がかりの教育を目指して)
経済産業省経済産業政策局 産業人材政策室長 新川達也氏
基調講演

■パネルディスカッション(敬称略)
コーディネーター・・大塚 洋  :御園中学校長・全国中学校進路指導連絡協議会 会長
パネラー・・・・・・舟久保 利和:株式会社昭和製作所
          土井  清 :大明工芸 株式会社 
          田中 義昭 :(有)田中絶縁板製作所 
          米岡 義充 :御園中学校 教諭
コメンテーター・・・新川 達也 :経済産業省経済産業政策局 産業人材政策室長 
          藤田 晃之 :文部科学省児童生徒課 教科調査官
パネラー
各受入事業所パネラーより、事業所側としての立場や、地域の代表としての立場など多面的視野からの体験談が発表された。続いて学校側としての立場で米岡教諭が体験を交えて同校の「ものづくりの大田区」としての職場体験学習への取り組みや、準備からフォローまでの課題などを述べると共に、体験学習を経験した子ども達の感想を発表した。
続いて、生徒受入の事業所側の負担の現実と、事業所側の変化(従業員・地域との関係等)の意見交換が、行政側と現場側で行われた。(キャリア教育プロジェクト等との関わり等)
最後に、5日間という期間について意見の交換があり、大田区では工場関連への受入事業所に対する「安全」の問題をカバーする一つの取り組みとして、工業高校とのコラボレーションを5日間の中で実施している事例等が紹介された。また、職場体験を経験した生徒の感想文の朗読がなされ、事業所側・教育者側・行政側、そして中心としての生徒の多角的な切口から、現在進められている5日間職場体験学習に対する課題や問題解決のヒントが各所に見えたシンポジウムであった。締めくくりとして、文部科学省児童生徒課教科調査官・藤田晃之氏より本日のまとめが話された。
今後の支援や協力への積極的な取り組みが期待される。


■懇親会:参加者の意見交換が積極的に行われた。

<本日の総括として、静岡大学 田中宏和教授が挨拶>
本日は、大田工業連合会、東京都教育委員会主催のシンポジウムが盛大におこなわれました事を大変嬉しく、また心強く思っております。 大田区中学生の職場体験を支援する会は、受入側の立場から区内の工業、商業の事業所に対してキャリア教育の意義を広く伝える啓蒙活動をしております。現在、大田区商店街連合会の遠藤会長、大田区工業連合会の舟久保会長以下、区内企業の経営者など約30名で構成しています。
今回のシンポジウムは大変意義深いものであったと感じています。中学生にとって職場体験が、学習意欲の向上につながるだけでなく、事業所にとっても社会貢献につながる事業で有ることを再認識いたしました。また、同時に大きな課題を持っていることもあらためて感じました。
現在、大田区で行われているキャリア教育は、学校の先生方、事業所のみなさんの大変な努力と苦労の中で行われています。多くの事業所は長い不況の中であえいでおり、これまでのように学校が頭を下げて事業所にお願いしても、いち事業所の心意気だけでは長続きしません。
ましてや、職場体験5日間を全28校で実施していくとなると、そこには何らかの仕組みが必要になります。つまり、キャリア教育を生徒の勤労観・職場観の育成という教育問題として狭く捉えないということです。
○学校は、事業所の持つ資源をうまく活用して生徒の学習意欲の向上につなげていく、
○事業所は、学校の資源を活用して事業所の利益につなげていく、
○さらに、地域コミュニティも学校や事業所の持つ資源を活用して地域の活性化に役立てていくという仕組みです。
しかも、学校、事業所、地域が大きな負担にならずに行えなければ意味がありません。そういった仕組みづくりは地域が主体となって行うとしても地域だけではできません。

どうか、産業政策を担う、産業振興課、産業振興協会、経済産業省におかれましても、キャリア教育を事業所・地域の活性化策のひとつとして明確に位置づけていただき、お力添えをお願いいたします。
今日のイベントが、その一歩となることを期待しております。
田中教授
静岡大学 田中研究室 「地域連携・戦略プロジェクト」主幹 田中宏和 教授
(大田区中学生の職場体験を支援する会 会長)

 

 
 
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